2024年9月2日にサッカー日本代表選手として復帰し、ワールドカップアジア最終予選の最初の試合である日本対中国の試合で見事代表復帰、そして1ゴールを決めて完全復活した伊東純也選手。
ですが、この復帰までの約7ヶ月間の道のりは本当に険しく、辛い日々だったに違いありません。
今回は、伊東純也選手がそもそも何をしたのか?そして訴訟や裁判が起きた一連の流れをわかりやすく解説すると共に、最終的に現在はどのような状況になっているのかまでの最新情報をご紹介します。
【最新情報】伊東純也はどうなった?
伊東純也選手は、2023年6月頃からとある事件に巻き込まれ、サッカー日本代表選手としての出場を取り下げられ、さらには報道を受けてスポンサー契約も打ち切られるなど、大幅なイメージダウンと多額の損害も被る羽目になりました。
ですが、長い闘いの末、その事件も一区切りがつき伊東純也選手は2024年9月2日に埼玉スタジアムで行われた日本対中国戦で代表復帰しています。
最初はベンチスタートだったものの、後半になって途中出場し、7ヶ月ぶりにゴールを決めるという快挙も成し遂げ、日本代表選手として完全復活を果たしたと言えます…!
日本代表選手としての復帰までは、伊東純也選手が元々所属していたフランス1部リーグのスタッド・ランスで試合には出場させてもらってはいたのですが、日本代表選手として復帰できたのは事件が起きて代表戦に出られなくなってから7ヶ月後の2024年9月ということで、この7ヶ月間は伊東純也選手にとって長く苦しい時間だったと思います。
それを乗り越えてまた日本代表選手として復帰してくれて本当に良かったですよね!
伊東純也は何をした?なぜ訴訟された?裁判までの流れをわかりやすく解説
伊東純也選手は、日本代表選手として復帰するまでの約7ヶ月間はずっと離脱したままの状態でした。
そもそも伊東純也選手は、何をして代表戦に出られなくなってしまったのでしょうか?
伊東純也は何をした?
事件は2023年6月に起きました。
伊東純也選手は、「A子」「B子」という女性2人に同意なく性行為を迫ったとして大阪府警に刑事告訴され、それが原因で日本代表戦に出られなくなってしまったのです。
2023年6月に行われたサッカー日本代表戦の試合後、大阪の中之島にあるホテルで被害者とされる女性2人を含めた合計5人で伊東純也選手はお酒を飲んでいたそうです。
そこで事件が起き、女性2人が以下のように主張します。
・お酒に酔わされて性被害を受けた
・同意はしていない
・そのせいでストレス障害になってしまった
・刑事告訴をする
上記のように発言をし、刑事告訴を行うことになったのです。
この上記の刑事告訴にまで発展した一連の内容が週刊新潮から報道され、その影響で伊東純也選手のイメージが大幅ダウンし、日本代表選手として離脱せざるを得なくなり、さらにはスポンサー契約も打ち切りとなってしまいました。
一方、伊東純也側の主張としては以下のような主張をしました。
・お酒の席には同席した
・性加害は一切していない
・女性側は虚偽の発言をしている
・莫大な被害を被ったため、こちらも告訴する
こうして、伊東純也選手も自身の弁護士を立てて民事訴訟をすることを決め、約2億円の損害賠償請求をしました。
伊東純也はなぜ訴訟された?裁判までの流れをわかりやすく解説
週刊新潮の当初の報道内容は、簡単にまとめるとこのような流れになっています。
① 日本代表の試合後に大大阪の中之島にあるホテルで伊東純也とA子・B子が合流
② 伊東純也と女性ら合計五人はホテルで飲酒していた
③ その後、A子とB子は伊東純也から性行為を迫ったと主張し告訴
④ 伊東純也側は「飲酒しただけで性加害は事実無根」と主張
⑤ 伊東純也の弁護士が、莫大な被害を被ったため大阪地裁に民事訴訟を行い損害賠償請求をする
そして、裁判が始まってから決着がつくまでの流れを簡単に説明すると、このような流れとなっています。
・伊東純也を準強制性交などの容疑で大阪地検に書類送検
・女性2人を虚偽告訴容疑で書類送検
このように、どちらも書類送検された状態で、話は平行線のまましばらく決着がつかない状況が続きました。
ですが、警察が実際に捜査を始え、事件の詳細がだんだん明らかになりました。
詳細を全て語ると長くなってしまうので端的にわかりやすく解説すると、「A子」と「B子」の2人の女性は両者とも芸能活動をしている人物だったので、最初は”営業”の目的で伊東純也選手に迫り、大阪のホテルでの一夜があってから伊東純也選手を”加害者”として巻き込むことで大きな金銭を得られるのではないかと考え、週刊新潮にネタを持ち込んだのではないかというのが事件の真相だと推測されているようです。
ですが、実は事件があったこの日の音声データや動画を伊東純也選手のマネージャーが録っており、そのデータによれば
さらに、B子の音声データを裏づけたのが、本誌も報じた事件当日の午前4時ごろに撮影された、動画の存在だ。動画は伊東のマネジャーが撮影したもので、A子とB子がホテルの伊東の部屋で、ジャージ姿のまま寝ている姿が撮影されていた。
「当時、伊東のマネジャーを務めていたX氏が撮影した動画です。A子さんとB子さんは伊東の部屋に行く前に、マネジャーの部屋で、私服からジャージに着換えていたわけです。しかしB子さんは、伊東の部屋で胸までワンピースをたくし上げられた、と証言していました。明らかに虚偽の証言だったと思います」
出典:Yahooニュース
と、このように伊東純也選手は女性2人に対して何もしておらず、当の被害に遭ったとされる「A子」と「B子」の2人はジャージ姿で寝ていたというなんとも拍子抜けする状況が真相だったのでした。
伊東純也の今後はどうなる?
伊東純也選手が大阪のホテルでの一連の事件に巻き込まれてから訴訟~裁判まで、本当に色々な出来事があったことは先述の解説でわかったかとおもいます。
結論としては、今回の事件はお互いに決定的な証拠がないという『証拠不十分』のため、「お互い不起訴」ということでひとまずの決着がつきました。
ですが、もちろんこの一連の事件で多大な被害を被った伊東純也選手は「はいこれで終わり」というわけにはいきません。
いくらお互い不起訴となったとはいっても、伊東純也選手は大幅なイメージダウンをさせられた上、長い期間日本代表から離脱し、さらにスポンサー契約も打ち切られるという仕打ちを受けました。
そのため、7月29日付で伊東純也選手は週刊新潮の編集長や記者ら3人を名誉毀損や信用毀損で東京地検に告訴したとのことです。
めでたく代表復帰できたものの、伊東純也選手の闘いはまだ終わっていません。
1日でも早く伊東純也選手の一連の事件が落ち着き、100%の力でサッカーに打ち込み日本代表でもさらなる活躍をしてほしいと願っています。
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