2024年6月25日、希少木材を密輸しようとした疑いで、三木楽器の役員である磯部壮が逮捕されました。
磯部壮がこのような犯行に及んだ動機や、科される罪の重さはどれくらいになるのでしょうか?
今回は、磯部壮の顔画像やFacebookが特定されているか調査すると共に、犯行動機や罪の重さについてもまとめました。
三木楽器役員・磯部壮が希少木材密輸で逮捕
2024年6月25日、大阪府警は老舗楽器店「三木楽器」の役員を務める磯部壮を関税法違反(虚偽申告輸入未遂など)の疑いで逮捕しました。
磯部壮は、2024年1月〜2月にかけて、ワシントン条約で規制されている希少木材『ツルサイカチ属』の木材50枚をパラグアイから密輸しようとしたとのことです。
警察によると、2023年に不正輸入の情報提供があり詳しく調べていたところ、パラグアイから磯部壮宛の荷物が関西空港に到着していたことを特定。
荷物の中身は別の種類の木材で申告されていたため気づきにくかったようですが、樹脂検査の結果、絶滅が危惧されており輸入が禁止されているツルサイカチ属の木材が輸入されていたということが判明したそうです。
ツルサイカチ属の木材は、主に家具や弦楽器などに使われることが多い木材です。
特にこの木材を使ったギターについては、「木の密度が詰まっているので音の響きが良い」と評判が高く、ギター愛好家にとっては人気度が高いようです。
磯部壮の犯行動機は?
磯部壮は、国際取引が規制されているツルサイカチ属の木材を、規制対象ではない別の木材と偽って申告し、不正に輸入した容疑で逮捕されました。
磯部壮はなぜこのような犯行に及んだのでしょうか?
現在も警察が詳しい犯行動機などを調べている最中ですが、現時点での取り調べでは、磯部壮は
「ギターの材料として使いたかった」
と、おそらく他店よりも質の高いギターを販売するために密輸しようとしたのではないかと思われます。
また、磯部壮は既に「20〜30回ほど輸入し、実際にギターとして販売していた」と供述していたので、おそらくこのツルサイカチ属を使用したギターは売れ行きも良かったのではないかと推測できます。
磯部壮の顔画像やFacebook・Instagramは特定済み?
老舗楽器店「三木楽器」の役員である磯部壮は、今回の逮捕の報道で顔画像やFacebookやInstagramなどのSNSは特定されたのでしょうか?
詳しく調査しました。
磯部壮の顔画像は?
磯部壮の顔は、逮捕の報道がされた際には警察に連行される様子までは映像に映し出されていなかったためわからなかったのですが、磯部壮のSNSを調査した結果、顔が判明しました。
磯部壮の顔は、垂れ目がちなところが特徴ですがSNSを見ている限りでは楽器(特にギター)をとても愛している様子がうかがえる投稿が多くありました。
磯部壮のFacebook・Instagramは?
磯部壮は、FacebookとInstagramのアカウントを持っているようでした。
Facebookは自身の名前である「磯部壮」の名前でアカウントを持っており、インスタグラムの方も同じく本名でアカウントを持っていました。
ですが、本人のアカウントを見つけたからといっていたずらにDMやリプライを送る迷惑行為をすることは絶対にやめましょう。
磯部壮の罪の重さはどれくらい?
今回密輸の疑いで逮捕された磯部壮は、科される罪の重さはどれくらいになるのでしょうか。
これについても調査してみました。
磯部壮は、「関税法違反」の疑いで逮捕されています。
関税法の罰条に関しては、調べたところ状況に応じて様々な処罰があるようです。
一部を抜粋すると、
名称 | 犯罪行為の内容及び法定刑 | 備考 |
---|---|---|
輸出入してはならない貨物の密輸出入犯 | 輸出入してはらない貨物(※)を輸出入する行為(関税法第108条の4、第109条) | |
【10年以下の懲役若しくは3,000万円以下の罰金又は併科】 ※関税法第69条の2第1項第1号、第69条の11第1項第1号から第6号までの貨物 | 未遂も同罪(予備は5年・3,000万円) | |
【10年以下の懲役若しくは1,000万円以下の罰金又は併科】 ※関税法第69条の2第1項第2号、第3号及び第4号、第69条の11第1項第7号から第10号までの貨物 | 未遂も同罪(予備は5年・500万円) |
このように犯行の内容によって罰則の内容も変わるのですが、このほかに「偽った入出港関係書類を提出する行為 等」という項目もあり、これに当てはまる場合は1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されるとのことでした。
磯部壮の場合は上記のうちどれが科されるのかは、おそらく今後の取り調べで犯行の内容が明らかになった上で科されると思いますが、少なくとも1年以下の懲役または50万円以下の罰金、もしくはそれ以上の罪が科されるのではないかと思われます。
まとめ
今回は、三木楽器の役員である磯部壮が犯行に及んだ理由を探ると共に、顔画像やFacebook・InstagramなどのSNSが特定できるのか、また犯してしまった罪の重さはどれくらいなのかを調査し、まとめました。
ユーザーのために少しでも質の良い楽器を提供したいという思い自体は良いと思いますが、だからといって輸入が禁止されているものを虚偽の申告で輸入し販売してしまってはいけません。
磯部壮には、今回捕まったことで自身がいかに許されざることをしてしまったのかということを自覚し、更生してほしいと願います。
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